活動レポート
小松で三井ゴールデン・グラブ野球教室
講師に谷繁氏など、少年野球指導者113名参加
2025.3.13
三井広報委員会は、三井ゴールデン・グラブ(GG)賞受賞経験者による少年野球指導者を対象とした「三井ゴールデン・グラブ野球教室 小松教室」を、こまつドーム(石川県小松市)で3月8日に開催した。地域の指導者など113名が参加し、守備の名手から基本や指導法を学んだ。
三井GG野球教室は2010年に初開催。これまで全国各地で実施しており、23回目となる今回は西崎幸広氏(投手、日ハムOB)、谷繁元信氏(捕手、中日OB)、辻発彦氏(内野手、西武OB)、飯田哲也氏(外野手、ヤクルトOB)と、吉田直人トレーナーの5名が講師を務めた。
教室は吉田氏による「傷害予防」をテーマとする講習会とストレッチからスタート。西崎氏は基本となるキャッチボールに加え、腕の上げ方やステップなど投手のポイントを解説。今回が初参加となる谷繁氏は質疑応答形式で参加者の疑問に答えた。

谷繁氏の捕手指導
午後からは辻氏・飯田氏による内野・外野の基本に関する指導が行われ、辻氏は年齢を感じさせない軽快な動きで手本を示し、飯田氏は「外野手で最も大切なのは距離感」など未経験者でもわかりやすい基本を伝えた。
投内連携などの全体講習では参加者が実際に体を動かしながら学んだ。打撃・走塁についても簡単な講習を行った後で閉校式となり、辻氏が「広い気持ちで子供たちと接してください」と締めくくった。

辻氏の内野手指導