活動レポート

千葉の三井系施設を見学
三井化学袖ケ浦センター・MFLP船橋訪問

2023.12.7

三井広報委員会は2023年度第2回研修会を11月27日に開催し、三井化学袖ケ浦センターと、三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)船橋を訪問した。会員会社から12社17名が参加し、各社事業への理解を深めた。

最初に訪れた三井化学袖ケ浦センターでは、2021年に社内有志メンバーによる「超石化プロジェクト」が立ち上がり、勤務する研究者たちが自ら「理想の研究所」を追求し、リノベーションを実行してきた。かつては寒色系で固いイメージだったエントランスは、明るく開放的に改装して三井化学の素材を用いた製品を展示。「紬」と名付けた社員食堂はカウンターや小上がりの和室も備えた豊かに過ごせるスペースへと変貌させた。紬の出口側に設けられたインナーテラスのコーヒーマシンは、淹れ終わるまでにあえて時間をかけ、周囲の社員と話ができるような仕掛けを施すなど、数々の工夫に、自社での参考にしようと写真やメモを取る参加者の姿も見られた。

次いで向かったMFLP船橋は、三井不動産が手掛ける街づくり型のロジスティクスパーク。巨大な物流倉庫では三井ショッピングパーク公式通販サイト「&モール」をはじめ大手通販などが入居している。一行は自動化された最新鋭の設備や、地域住民も憩える緑地空間「&パーク」、スケートリンク「三井不動産アイスパーク船橋」など、施設のみならず交流拠点としても整備された大規模な開発に目を瞠っていた。

三井化学袖ケ浦センターでは温度で形状を変える素材の実験で驚く姿も