三井広報委員会は、11月3～5日に岡山県のコンベックス岡山で開催された伝統的工芸品月間国民会議全国大会（KOUGEI EXPO）に三井ゴールデン匠賞ブースを出展し、12月から募集を開始する第5回匠賞をPRした。

第5回三井ゴールデン匠賞は今年12月15日から募集を開始し、来年2月末まで受け付ける。同賞は工芸作品を評価する既存の表彰とは異なり、後継者不足などの課題がある中で、次世代につなぐ取り組みを顕彰する賞として実施している。

岡山大会のブースでは第4回の「匠賞」受賞者5組の作品を展示。第4回受賞者には地元・岡山の「烏城紬保存会」も選出されており、来訪者の注目を集めた。烏城紬保存会は会場内で体験ができるブースを出展しており、地元の工芸品として多くの参加者が体験しながら保存会のメンバーと交流する姿が見られた。

三広委メンバーは出展者に第5回の募集が始まることを呼びかけたほか、来場者に第4回の作品集を配布しながら賞をPRした。

第5回匠賞は来年2月の募集締め切り後、7月に1次審査を通過した入選者、10月に受賞者を決定し、2025年1月に贈賞式を行う予定。

三井ゴールデン匠賞