活動レポート

静岡で三井ゴールデン・グラブ野球教室
守備の名手が少年野球指導者130人を指導

2023.10.26

三井広報委員会は、三井ゴールデン・グラブ(GG)賞受賞経験者を講師に迎え、少年野球指導者を対象とした「三井ゴールデン・グラブ野球教室 静岡教室」を、静岡県草薙総合運動場(静岡市駿河区)で10月21日に開催した。地域の指導者など128名が参加し、守備の名手から基本や指導法を学んだ。

講師は今中慎二氏(投手、中日OB)、里崎智也氏(捕手、ロッテOB)、井端弘和氏(内野手、中日OB)、飯田哲也氏(外野手、ヤクルトOB)と、吉田直人トレーナーの5名。地元チームの少年野球指導者など128名が参加し、憧れの講師陣から直接話を聞ける貴重な機会に目を輝かせた。

教室は吉田氏による「傷害予防」をテーマとする講習会とストレッチからスタート。今回が初参加となる今中氏は基本となるキャッチボールに加え、肩の向きやステップなど投げ方のポイントを解説。里崎氏は捕手の基本を軽妙な語り口でわかりやすく伝えた。

参加者の質問に答える飯田氏

投げ方の基本を指導する今中氏

午後は井端氏・飯田氏による内野・外野の基本。三井GG賞7回受賞の名手・飯田氏は現役時代に意識していたスタートの切り方などを話したほか、「個性に合わせた指導が大切」と、技術だけではなく指導の考え方も説いた。

閉校式では講師陣がコメント。井端氏は「今日の指導を持ち帰り、子供達に教えていくのは大事な役割」と激励した。

参加者からは「チームからこの野球教室の話を聞いて飛びついた(笑)。講師陣が最高」「傷害予防やトレーニングの話を聞けて良かった」など感想が聞かれた。

侍ジャパン監督の井端氏から間近で指導を受ける参加者