活動レポート

京都・松阪で研修会
350年にわたる三井の歴史を体験

2023.10.12

三井広報委員会は、2023年度第1回研修会を京都・松阪で9月28〜29日に開催した。会員会社から14社16名が参加。三井高利ゆかりの地などを巡り、越後屋開業から今年350周年となる三井の歴史に触れた。

研修会は三井不動産が2020年に開業したHOTEL THE MITSUI KYOTOからスタート。かつて三井総領家が居宅を構えた場所に建つ最高級ホテルでは、二条城に臨む豪華客室、有形文化財の梶井宮門などを見学した。京都では続いて三井越後屋京本店記念庭園、旧三井家下鴨別邸を巡り、真正極楽寺真如堂では高利夫妻の墓前や三井二木会物故社員供養塔の前で手を合わせた。

真如堂・高利夫妻の墓前で手を合わせる

2日目には三井家発祥の地である松阪市を訪問。高利生誕400年、越後屋開業350年という節目に合わせて市が制作した歴史映像を視聴し、竹上真人市長からの歓迎の挨拶を受けたほか、NPO法人松阪歴史文化舎の門暉代司理事長による「三井高利と越後屋商法」と題した講演を聴講。三井家発祥地や、三井と同様に松阪の豪商として知られる旧長谷川治郎兵衛家、松阪の偉人として称えられる本居宣長記念館を見学した。

参加者は2日間を通じ、三井のルーツと言える京都・松阪で歴史への理解を深めた。

松阪の三井家発祥地を訪問した参加者一同