三井広報委員会は10月5日、「5G時代の動画を用いた社内広報セミナー」をオンラインで開催した。セミナーには20社46名が参加し、広報活動に欠かせなくなりつつある動画の使い方や外部制作会社への委託のポイントなどを学んだ。

まずはアップル社やグーグル社での経験を持つ赤司真希子氏を講師に、「見られる動画制作のポイント」や「社内広報動画の他社事例」が紹介された。サムネイル画像におけるタイトルの入れ方や、紹介された事例の人気投票などが行われた後、それぞれが票を投じた動画の良かった点などを話し合った。

続いて社内広報に詳しい日本ビジネスアートの寺西遼人マネージャーが、「ガッカリをなくすための制作会社との付き合い方」を解説。「事前のすり合わせが大切」とした上で、目的をしっかりと伝え、サンプル動画やデザインイメージを共有することが重要と説いた。

グループワークでは、「作ってみたい動画」のプロジェクトを各々が企画。数名ごとのチーム内で議論し、チームとして代表作をまとめた。企画に対して人気投票が行われ、頑張っている社員を紹介する企画や、新入・中途入社の社員や社外の人から会社を客観的に評価してもらう企画などが発表された。