活動レポート

都内で三井ゴールデン匠賞の説明会を開催
30名が参加・第3回は今秋募集開始予定

2019.2.7

三井広報委員会は1月29日、東京・目黒の「aeru meguro」で第3回三井ゴールデン匠賞の募集説明会を開催した。

説明会の様子

職人やデザイナーなど伝統工芸関係者約30名が参加する中、まずは三広委と、第1回匠賞から審査員を務める矢島里佳氏が賞の概要を説明。特に「伝統工芸の持続・発展に関する貢献度」が最大の評価ポイントであることなどを伝えながら、応募を呼び掛けた。

続いて、第2回匠賞グランプリ受賞の桐本泰一氏(輪島キリモト)と、その長男である桐本滉平氏(同)、矢島氏の3名によるトークイベントを開催。

(奥から)桐本泰一氏、桐本滉平氏、矢島氏

滉平氏は、「国内に災害が多発する中で地域経済の持続可能性を考え、家業である伝統工芸の認識を改めた」とし、父・泰一氏の受賞に伝統工芸に携わる意義を感じたなどと語った。

トークイベント終了後には質疑応答が行われ、盛況のうちに説明会は終了した。匠賞は今秋募集を開始し、来年3月の贈賞式が予定されている。