活動レポート

京都・松阪で研修会
三井のルーツや歴史に触れる

2017.10.19

三井広報委員会は、2017年度第2回の研修会を10月13~14日に実施した。研修会には会員会社から18社20名が参加し、三井と縁が深い京都・松阪で歴史に触れた。

真如堂本堂前での記念撮影

京都では、三井高利が江戸で越後屋呉服店を開業するのに伴い京都に開設した仕入れ店の敷地だった場所の一角に整備された三井越後屋京本店記念庭園(非公開)、昨年10月に一般公開を開始した旧三井家下鴨別邸、高利以来、三井家の菩提寺として300年以上にわたって祭祀が続けられている真如堂を順訪。真如堂では高利夫妻の墓や二木会物故社員慰霊塔に焼香し、参加者たちは厳粛な面持ちで歴史の重みを感じていた。

旧三井家下鴨別邸見学の模様

三井家発祥地には高利の「産湯の井戸」などがある

2日目は、三井物産嵐山寮にある茶室「長好庵」を見学した後、京都を離れ、三井高利が生まれた三井のルーツ、松阪へ。生家跡を整備した三井家発祥地(非公開)で、高利が産湯をつかったとされる井戸や、高利の祖父母・父母の五輪塔、第10代の三井総領家当主・三井高棟の筆になる記念碑等に触れ、参加者たちは感慨に耽っていた。