活動レポート

三井ゴールデン匠賞セミナー
宣伝会議フォーラムで実施

2016.4.21

三井広報委員会が昨年創設し、3月に第1回贈賞式を行った「三井ゴールデン匠賞」を事例としたセミナーが、東京国際フォーラムで宣伝会議が主催したフォーラム「アドタイ・デイズ」内で、4月12日に実施された。

セミナーの模様

「社会貢献と企業価値向上の同時実現を目指すソーシャルグッド事業の取り組み事例~伝統×イノベーションを評価する『三井ゴールデン匠賞』~」と題して、第1回グランプリの㈱能作・能作克治社長と受賞者の伝統技術ディレクター・立川裕大氏、運営事務局のADKソーシャルデザインラボ・井上一郎所長により行われ、企業が主導するソーシャルグッド事業の社会貢献と企業価値向上の可能性について議論すると共に、同賞や受賞者の活動をPRした。セミナーには約150名の聴衆が参加し、注目を集めた。

能作氏・立川氏は企業によるCSR活動の意義について語った上で、三井ゴールデン匠賞については「技術の保持者を評価するのではなく、取り組み全般を評価する賞に選ばれたことは、本当にありがたいこと。実は立川さんとは15年来の仲で、東京に出るきっかけを作ってくれた立川さんが受賞したことが嬉しい」(能作氏)、「ディレクターという立場で受賞できたのは嬉しい。伝統工芸は規模が小さいところが多く、発信力もあまりないので、そうした部分に光を当ててもらうことができ、今後もこの賞には期待したい」(立川氏)と評価した。