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特別展「ティーカップ・メリーゴーラウンド」
三井記念美術館で4月18日から
[三友新聞 2026年4月2日号 より]
三井記念美術館は、特別展「岐阜県現代陶芸美術館コレクション ティーカップ・メリーゴーラウンド ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年」を4月18日に開会する。19世紀半ばから約100年間にスポットを当て、欧州の歴史と文化を象徴する各国の陶磁器を展観する。入館料は一般1,500円。会期は6月21日まで。
現在、洋食器の多くに使われる純白の硬質磁器を欧州で初めて作った国であるドイツからは、王侯貴族の庇護の下で18世紀に創業したマイセン、産業革命を経た19世紀に拡大した民間磁器窯の一つであるエルンスト・ボーネ&ゾーネ、20世紀に建築やインテリアを統一的にデザインする理念を掲げたバウハウスなどの作品を展示する。
フランスからは同国初の磁器窯であるセーヴルが登場。ブルボン王朝の支援を受けて王立となり、その後もナポレオン帝政、王政復古、共和制と政治体制が移り変わっても政府公認であり続けた歴史を持つ。
このほか、イギリスの喫茶文化を支えたロイヤル・ウースターやウエッジウッド、植物など自然をモチーフに曲線美を活かすデザイン様式「アール・ヌーヴォー」を象徴するオランダのローゼンブルフ、デンマークからは絵画的な表現を得意としたロイヤル・コペンハーゲンや彫塑的な造形に特色があるビング・オー・グレンダールなどの陶磁器が一堂にそろう。
三井記念美術館