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三井金属など非鉄7社が意見交流
DE&I推進へ業界横断
[三友新聞 2026年3月12日号 より]
三井金属(納武士社長)など非鉄金属企業7社および日本鉱業協会は共同で、3月5日に「非鉄DE&Iフォーラム2026」を開催した。先進事例や各社のこれまでの取り組み、直近の状況などを共有する企画で、今年で3回目の開催を数える。当日は会場・オンライン合わせて約450名が聴講し、熱心に耳を傾けた。
フォーラムは前後半に分かれ、前半では豪州資源大手・BHPの日本法人であるビーエイチピージャパンの三原寛奈社長が基調講演に登壇。鉱山業界において女性比率40%を実現したBHP社の事例を紹介した。
後半では共催7社のうち、三井金属・三菱マテリアル・住友金属鉱山・古河機械金属・日鉄鉱業の5社の社員によるトークセッションを実施。三井金属からはセラミックス事業部の杉浦裕史氏が登壇し、製造現場において女性がいなかった状態から数十名が働くようになった現在までの十数年の取り組みを紹介。人力で行っていた重量物の運搬に電動ハンドリフトを導入したり敷地内の照明を増やしたりといった改善事例に触れ、「女性が働ける職場の選択肢が増えた」と述べた。
最後に、幹事会社を代表して三井金属・納社長が挨拶。「それぞれの職場に戻った後も、身近な不便さや思い込みに目を向けて改善していただきたい。その積み重ねこそが、誰もがいきいきと活躍できる職場づくりを後押ししていくと期待している」と会場に呼びかけ、フォーラムを結んだ。
5社の社員によるトークセッション
幹事会社を代表して挨拶する三井金属・納社長