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水問題の解決へ三機工業とNocnumが連携
三井みらいチャレンジャー・大森さんと協力
[三友新聞 2025年9月25日号 より]
三機工業(石田博一社長)は、三井みらいチャレンジャーズオーディション最終通過者の一人である大森美紀氏が代表を務めるNocnum(ノックナム)とパートナーシップ協定を締結した。
Nocnumは浄化槽遠隔監視ソリューションの開発・提供を手掛ける2022年設立のベンチャー企業。排水処理設備の遠隔監視IoTセンサーによる点検効率化と運用コスト削減などを実現し、国内外の水問題の解決に貢献することを目指している。
三機工業は、Nocnumの理念と自社の環境システム事業の親和性が高いとし、今回のパートナーシップ協定締結に至った。今後は相互の技術・知識・経験およびリソースを活用し、環境浄化システムやサービスに関する業務で協力関係を構築していくとしている。
大森氏は、三井グループ350周年記念事業の一環として企画された、社会をより良くするために挑戦する若者を発掘し支援する「三井みらいチャレンジャーズオーディション」の最終通過者30人の一人。2024年3月に、同オーディションの「事業・社会活動部門」への採択が発表され、三井グループからの支援を受けながら活動を継続していた。

握手する三機工業・石田社長(左)とNocnum・大森代表(右)