三井不動産（植田俊社長）の新規事業提案制度「MAG!C」から生まれたぶどう生産会社のGREENCOLLARが、9月12日から東京・渋谷の三井不動産系商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」にポップアップストアを出店中。シャインマスカットを始めとする高級ぶどうのほか、人気パティシエの延命寺美也シェフが運営するEMMEとのコラボスイーツなどを販売する。9月23日まで。

GREENCOLLARは2019年設立。山梨県に9haの農園を構えるだけでなく、日本とは季節が真逆のニュージーランドにも20haの農園を保有して年2回のぶどう生産を行っている。これにより倍速で生産技術の習得が図れるほか、閑散期の人員を有効活用できるため1人当たりの生産性も倍になり、ニュージーランドの収穫期である3～4月には世界の市場を独占できるなどの利点がある。

GREENCOLLARは自社販売ぶどうに「極旬」というブランドをつけており、そのうち日本生産分を「表旬」、ニュージーランド生産分を「裏旬」として販売する。

今回のポップアップストアでは表旬を取り扱い、シャインマスカットは1房で税込3,500円。天井から吊るされているものはぶどう狩り体験して購入することもできる。紫色のナガノパープル、淡い紫のクイーンニーナもあわせた3色の粒を自分好みのバランスで詰められる「粒旬詰め合わせ」（大カップ同1,500円、小カップ同900円）のほか、EMMEと共同開発した「極旬ぶどうショートケーキ」は同900円で販売する。