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「YAE」展示に多言語化AI導入
三井化学、海外顧客にも円滑に説明
[三友新聞 2025年6月19日号 より]
三井化学(橋本修社長)は、東京ミッドタウン八重洲の本社内に昨年新設した共創拠点「Creation Palette YAE(クリエイションパレットヤエ)」の展示システムに、多言語化AIを導入した。日本語のほか4言語(英語、簡体字、繁体字、韓国語)を表示させる。
導入したのはWovn Technologiesが提供するウェブサイト多言語化AIソリューションの「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」。工数が少なく導入が容易なことに加え、コンテンツの更新を自動で検知・翻訳できることや、用語集などで専門的なコンテンツにも対応できることなどを評価した。
三井化学では「YAE」にグループのアセットを集約・整理し、実際に素材や技術・製品を体験して専門外の来訪者にも理解しやすい展示を行っている。海外顧客なども訪れるため、施設内の展示システムを多言語化することで、言語の壁なく円滑なコミュニケーションを実現させる。

Creation Palette YAE