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太陽光発電ケーブルの盗難防止
三井住友海上がレーベンと

三友新聞 2025年5月1日号 より]

三井住友海上(舩曵真一郎社長)は太陽光発電事業者向けにケーブル盗難防止サービスを始めた。保険本来の補償機能に加えて、事故の未然防止を支援する「補償前後のソリューション」として提供する。ミラースホールディングスグループのマンション管理会社・レーベンコミュニティが手掛けている盗難防止センサー設置と警備会社への自動通報をパッケージ化したサービスを利用する。近年増加している太陽光発電ケーブル盗難被害の軽減を目指す。

太陽光発電設備のケーブル敷設状況に応じてセンサーを設置する。過去の盗難事例をもとに侵入者が必ず触れる箇所にセンサーを集中的に設置し、導入コストを抑える。センサー検知後は警備会社に自動通報される。通報を受けた警備会社は原則25分以内に現場に駆け付け、盗難状況に応じて警察に知らせる。

ミラースHDの複数の太陽光発電所に先行導入したところ、侵入者による盗難回避に成功し、防犯対策としての有効性が実証された。三井住友海上は全国の代理店を通じて太陽光発電事業者向けに取り扱う。

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