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若手アーティスト支援へアートアワード新設
三機工業、グランプリをカレンダーに採用
[三友新聞 2025年3月27日号 より]
三機工業(石田博一社長)は創立100周年を記念し、若手アーティスト育成支援を目的とした「SANKI~Harmony Calendar~アートアワード2026」を新設した。「自然との調和・循環」をテーマにアート作品を募集し、グランプリ受賞作品を同社が毎年制作している「ハーモニーカレンダー」の2026年版の図柄として採用する。
ハーモニーカレンダーは三機工業が月めくりタイプとは別で制作しているB1判のポスターカレンダー。凹凸や光沢など特殊な印刷技術を使い、アーティストの描き下ろしイラストを豪華に仕上げている。同社はハーモニーカレンダーを2004年から22年継続しており、新設したアートアワードのグランプリ作品を23作目に採用する。

2025年のハーモニーカレンダー
三機工業が指定したアート・デザインの有識者7名で構成する推薦者から選定された18歳以上40歳未満のアーティストから作品を募集する。石田社長のほか、美術評論家で広島県立美術館館長の千足伸行氏や画家で元武蔵野美術大学教授の川口起美雄氏、グラフィックデザイナーで東京工芸大学名誉教授の福島治氏が審査員として選考にあたる。