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京都府立植物園で光と音の演出
三井不動産が事業資金を寄付

三友新聞 2024年10月3日号 より]

三井不動産(植田俊社長)は、京都府が実施する京都府立植物園(京都市左京区)の開園100周年記念事業に寄付を行い、10月18日から12月26日まで実施される「LIGHT CYCLES KYOTO」に特別協力する。通常は午後5時に閉園する同植物園を午後6時から午後9時30分まで開園し、光と音の特別演出で昼間とは異なる植物たちの多彩な表情を楽しむ。

京都府立植物園は1924年に三井家の寄付を受けて開園した、三井グループに縁のある施設。京都市の中心に位置する国内有数の植物園として、1万2,000種、約12万本の植物を栽培している。

「LIGHT CYCLES KYOTO」のイメージ

三井不動産は、アート・エンターテインメントの力を通じて園の魅力を次世代へ受け継いでいくという今回のプロジェクトの意義に賛同したとして、企業版ふるさと納税を活用して2億円を寄付し、この全額が事業資金に充当された。

LIGHT CYCLES KYOTOの演出は、カナダ・モントリオールに本社を構える「Moment Factory」が手掛けた。会場内は、こもれびをイメージして木々を縫うように光の筋が差し込んだり、雨音や雷鳴に合わせて光の波が揺れたりなど、生物の多様性をキーワードとした4種のゾーンで構成される。植物に光と音による幻想的な表現を加えることで、来場者に植物の世界に入り込む没入体験を提供する。

入場料は高校生以上が当日券2,500円、前売券2,000円。

光と音で植物の多彩な表情を演出する

LIGHT CYCLES KYOTO

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