三井の特集

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世界を変える仕事で会おう。 Mitsui Mirai Meeting 2018

SPOT

原鉄道模型
博物館

精巧な模型がつくり出す
リアルで美しい鉄道の世界

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写真上2点:一番ゲージ(縮尺約32分の1の鉄道模型)の室内鉄道ジオラマとしては世界最大級の面積(約310m2)を誇る「いちばんテツモパーク」。“本物”の忠実な再現にこだわった、原信太郎氏製作による列車の走行を見ることができる。車輪やレールは実車両と同じ鉄製を採用。架線から電気を直接取り込む仕組みとなっていて、本物さながらの「ゴトンゴトン」という走行音と臨場感を感じることができる。駅舎は原氏が愛するフランスのリヨン駅をイメージしている

JR横浜駅から歩くこと約5分。2012年に竣工した「横浜三井ビルディング」に、世界一ともいわれる鉄道模型のコレクションを楽しめるミュージアムがある。

鉄道への探求と情熱

鉄道の世界をミニチュアで表現する「鉄道模型」。国内外に多くのメーカーがあり、コレクション、模型工作などその楽しみ方は幅広い。

そんな鉄道模型の世界で製作・収集家として著名な原信太郎(はらのぶたろう)氏の膨大なコレクションが展示されているのが「原鉄道模型博物館」だ。現在94歳の原氏は、幼い頃から大の鉄道好き。学生時代、コクヨに勤務していた技術開発者時代も一貫して鉄道への思いを貫いてきた。鉄道書籍を読むために6カ国語を習得し、これまでに訪れた国は延べ380カ国、所蔵模型数はなんと6000両を超えるという。

同博物館の副館長を務める原氏の次男、原健人氏は「父は、世界中を駆け巡り、すべての情熱を鉄道に注いできました。母・美津子は、そんな父の素晴らしい趣味を理解し、子どもたちに諭すことで、私も兄も妹も皆小さい頃から父を尊敬しながら育ちました。今、こうして父のこだわりや知恵を発信する手伝いができることを嬉しく誇りに思います」と、鉄道に精魂を傾けてきた父と、それを支え続けてきた家族の存在を振り返る。

鉄道文化の発信地として

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原鉄道模型博物館 副館長
原 健人(はら けんと)さん

健人氏は開館のいきさつについてこう語る。「世界各国からお話をいただきましたが、父はなかなか首を縦に振らなかった。そんななか、三井不動産さんから博物館設立のお話をいただき、母の説得もあり、鉄道開通の地、横浜なら”と決意したようです。こうして立派な施設でコレクションをご覧いただけることになり、父も大変喜んでいます」。

2012年7月の開館以来、来館者数は1年間で約30万人。今では横浜の新たな人気スポットとして、鉄道ファンはもちろん、子どもや女性も多く訪れ賑わいをみせている。「鉄道にまつわる文化を横浜から世界に発信していきたいと思います」(健人氏)。

原鉄道模型博物館の見どころいろいろ

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【1】一号機関車

第一展示室「原模型の真髄」に展示されている、原氏が13歳のときに初めて製作した電気機関車「一号機関車」。モノのない時代だったため、屋根の修理で余ったトタンを使ってつくりあげた。同博物館のシンボルマークにも使われている

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【2】模型工房

神戸・芦屋の原氏の自宅にある模型工房を忠実に再現。原氏は自宅に鉄道ジオラマを設置しており、そのジオラマの下にある工房で、深夜まで模型づくりに没頭するのが常であった。3人の子どもたちには模型を触らせないほど、大切にしていたという。また、道具へのこだわりも強く、ドイツ製が特にお気に入りだったそう

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【3】コレクション

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原氏のコレクションは、鉄道模型だけでなく、一番切符(鉄道開通時に最初に発券される切符)や鉄道プレート、アンティークの鉄道玩具など幅広い。原氏が仕事で一番切符に並べないときは妻の美津子さんが代わりに並んだこともあるというほど、時間と情熱をかけて収集した品々だ

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【4】横浜ジオラマ

横浜の今昔を再現した「横浜ジオラマ」に、HOゲージの鉄道模型が走行する。かつての横浜駅(今の桜木町駅)周辺の様子や馬車道や中華街エリアなど、横浜の街並みを再現。日本の鉄道発祥の地・横浜の歴史や文化を伝承する、貴重なジオラマだ

※左右のレール間隔が16.5oの鉄道模型のこと

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― PICK UP ―

同ビル1階には「原鉄道模型博物館ミュージアムショップ 天賞堂みなとみらい店」がある。同博物館のオリジナルグッズをはじめ、鉄道模型メーカー製品など鉄道関連のグッズが購入できる。お土産にも◎。

※上記の内容は2014年1月15日時点の情報です。

(三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.21|2014 Winter より)

■INFORMATION

原鉄道模型博物館
住所: 神奈川県横浜市西区高島 1-1-2
     横浜三井ビルディング2F
TEL: 045-640-6699
定休日: 火曜、年末年始(詳細はHPを参照)
入館料:大人 \1,000/中学・高校生 \700/
      小人(4歳以上)\500
ホームページ: http://www.hara-mrm.com