三井の特集

三井広報委員会
活動紹介パンフレット (7MB)
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世界を変える仕事で会おう。 Mitsui Mirai Meeting 2018

三井と魚

食を育む

世界中の魚食を支える水産業。三井グループ各社の“食を育む”技術や取り組みを紹介する。

チリでサケ養殖事業に参入/三井物産

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「収穫を控えたアトランティックサーモン。マルチエキスポート社のアンドレスCEO」

寿司ネタや焼き魚など、食卓でも馴染み深いサケ。三井物産は、チリで同国最大級のサケ養殖業者マルチエキスポート社と手を組み、2013年から養殖・加工業に乗り出している。養殖しているのは、成長が早く寿司ネタや切り身に適した魚種。現在は約1万2000tの生産量を、数年後には2万2000tまで拡大し、新鮮な魚を切り身や刺身用の原料、スモークサーモンに加工し、日本や米国のほか、成長著しいブラジル・ロシア・中国などへも販売する。世界中に「SUSHI(寿司)」文化が浸透しサーモンの需要は拡大を続けており、供給量を増やして顧客のニーズに応えていくとともに、三井物産グループ企業を活用し養殖事業に飼料づくりから関わることで、一層の安心、安全面も確保する。

化学メーカーが手掛ける養殖うなぎ/電気化学工業

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化学メーカーである電気化学工業が手掛けるのは糸魚川産の「うなぎ」の養殖。うなぎは青海工場(新潟県糸魚川市)にある養殖池で育てられている。温暖な環境が必要なうなぎの育成において、工場内の火力発電所で発生する温水があり、また、カルシウムを多く含みうなぎの養殖に最適の水質をもつ姫川が工場の近くを流れていることから、1973年に事業がはじまった。地元では「デンカさんのうなぎ」と呼ばれ、新潟県内をはじめ関東地方でも、容姿・味ともに高い評価を得ている。

漁業者に海の状態を伝える水中ロボット/三井造船

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東日本大震災の津波被害は、海洋環境にも大きな影響をもたらした。漁業再開に向けて海洋調査が進められており、潜水士が潜りにくい20m以上の深部では、遠隔操縦方式の水中カメラロボットを利用。40年以上に及ぶ水中機器開発の歴史を誇る三井造船も参画し、調査活動の推進に貢献している。

ランチで気仙沼の水産業を活性化/三井不動産

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「結の場丼(かつおたたき&炙り秋刀魚丼)」

三井不動産は、阿部長商店(宮城県気仙沼市)の水産加工品を使用した復興ランチを販売。気仙沼港で水揚げされた魚を利用したメニューが好評だ。新宿三井ビルディング内でエームサービスが運営する「しんじゅく季膳房」ほか、三井不動産が運営管理するビルの職域食堂で導入している。かつて国内有数の漁港であった気仙沼の地域ブランドの認知と水産業の活性化に貢献している。

養殖場から見つかった防水用樹脂の新活用法/三井化学

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スワエール処理で再生した孵化場

防水用樹脂「スワエール」は、東日本大震災をきっかけに衝撃抵抗力の高さが注目されるようになった素材だ。サケ・マス養殖場の水槽に使用されており、津波被害を受けながらも形状をとどめていたことから、強度を高める機能にスポットが当てられた。現在、三井化学産資では、清水建設、防衛大学との共同で、「スワエール」を用いたインフラ老朽化への防災・減災対策としてコンクリート補強の新工法の開発を進めている。

Column
魚の「食」を知ろう

魚の「食」にまつわる魅力を紹介します。

[魚の栄養]

魚にはさまざまな栄養素が含まれています。部位ごとの栄養を知って生活に役立ててみましょう。

[「旬」の意味]

何をもって魚の「旬」が決められているかご存知ですか?秋が「旬」といわれる魚とその理由をご紹介します。

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カツオ

産卵のため南下するので「戻りガツオ」とも。春の「初ガツオ」と違い、エサをたっぷりと食べているため、脂のノリがよい。

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サンマ

秋の味覚の代表「サンマ」。実は一番美味しいとされるのは夏。漁獲量が増え、安く出回ることで食卓の旬を迎えるのが秋である。

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マグロ

冷凍ものは通年出回るが、日本近海の本マグロの旬は秋から冬。特に海水温が低い晩秋が最も美味しいといわれる。