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世界を変える仕事で会おう。 Mitsui Mirai Meeting 2018

三井百科

日本製粉の「オーマイ」は「王米」から

日本製粉は、日本初の近代的機械製粉会社として、明治29年(1896)9月26日に東京市深川区東扇橋町8番地(現在の江東区扇橋1丁目20番)に誕生し、2016年で創立120周年を迎える。

同社の人気ブランド「オーマイ」は、スパゲッティ、マカロニ、パスタソースなどで知られるが、昭和30年(1955)に最高級の人造米を販売するために、お米の中の王様という意味で「王米(オーマイ)」の商標が生まれたのである。

同社が二次加工品に進出したのは、昭和28年(1953)の米穀不足により、小麦粉を粒状にして加工した人造米(合成米)の生産を始めたことによる。同社は、イタリアに米粒状のマカロニがあることから、まず人造米を作り、将来はマカロニを製造することも考慮した。

昭和29年(1954)7月、同社はイタリアからマカロニ製造機械2機を輸入し、東京工場(東京都江東区大島町)に導入した。この機械により、人造米製造に成功。機械に付属していたカット製品用ダイスを使い、マカロニの試作・試販も行った。

同社は昭和30年(1955)2月に「日粉食糧」を設立して人造米などの本格的な生産・販売を開始。米不足は解消して人造米の需要が減少したので、第一期10カ月の生産量は人造米が二で、マカロニが八の割合となった。

日粉食糧は創業当初、王冠の図柄の上に「Oh’ my」の文字を重ね、「世界水準を抜く」というキャッチフレーズと共に広告を打ち出した。

「オーマイカットマカロニ」は、家庭だけでなく学校、病院、事業所などの給食としても広まった。

昭和33年(1958)には、スパゲッティの生産も開始。日粉食糧はニップン食糧、オーマイと社名変更し、平成2年(1990)10月1日に日本製粉と合併して、業務は日本製粉が引き継いだ。

(2014年12月5日更新)