三井のスポット

ブルーシール
アイスパーク
沖縄の人々の笑顔とともに発展し続ける
「ICE DREAM」を描く
ブルーシール アイスパーク

美味しく楽しく次世代へつなげる
体験型ミュージアム長年沖縄で愛され続け、今では全国に展開しているアイス「ブルーシール」。
2013年からサッポログループとなったブルーシールは、
「次世代を担う子どもたちを楽しませたい」という想いで、
体験型ミュージアム「ブルーシール アイスパーク」を2016年に誕生させた。
手前がアイスパーク、奥が牧港本店。国道58号線沿いに立つアイスクリーム型の
ネオンサインは、記念撮影のスポットとしても大人気

ブルーシールの新提案
食べるだけではなく「楽しむ」へ

1948年、米軍基地内でその歴史をスタートさせた「ブルーシールアイスクリーム」。当時は基地内でしか入手できなかった貴重なものだったが、現在では沖縄の人気スイーツとしてすっかり定着。全国展開も果たし、2013年にはポッカサッポロフード&ビバレッジの傘下になった。

那覇空港から車で45分ほどにある牧港(まきみなと)本店は、基地外の第1号店。1963年から50年以上続く店内には老若男女の別なくアイスを楽しむ姿が見られ、県民から愛されていることがわかる。その隣に併設された「ブルーシール アイスパーク」は「食べるだけのアイスから、楽しむためのアイスへ」がコンセプトの体験型ミュージアム。アイス製造現場の見学、マイナス20℃の冷凍庫体験、2019年からは自由研究をテーマに子ども向けイベントも開催されている。懐かしい歴代パッケージも展示され、ブルーシールの魅力に触れられる同施設だが、なかでも人気を集めているのが「オリジナルアイスバー作り体験」(有料・要予約)だ。

制限時間はわずか5分
アイスクリエイターへの挑戦

「オリジナルアイスバー作り体験」は、アイスバーをキャンバスに見立て、オリジナル作品を描く、全国でも珍しいアイスバーデコレーション体験プログラム。基礎となるアイスバーには定番フレーバーやシーズンフレーバーも用意され、アイスにつけるとすぐに固まる特殊なチョコレートソースを下地に、星形チョコレートやマシュマロなど約15種類のトッピングのなかから好きなものを選びデコレーションしていく。溶けやすいことから、制限時間はわずか5分。初回では思うようなデコレーションができず、何度となく訪れリベンジをする子どもたちもいる。そんな理由もあり、観光で沖縄を訪れた人々の人気スポットとなっているのはもちろん、地元客のリピートも多い。SNSにハッシュタグをつけて投稿する、参加者によるフォトコンテストも楽しみをふくらませる。

沖縄で親から子へ、そして孫へと伝わってきた「ブルーシール」。次世代の子どもにアイスを通じて夢を与えたいとの願いを込めて作られたアイスパークは、「美味しく楽しく感動にあふれるブランドとしてオキナワの人々の誇りとなる」よう、「買う」「食べる」だけでは得られない「ICE DREAM」を楽しませてくれる。

BLUE SEAL HISTORY

ブルーシールの歴史がわかる展示スペース。1948年から現在までの歩みを、企業概要だけでなく、沖縄の暮らしに密着した情報とともに紹介

冷凍庫体験

アイスの保管温度である−20℃に調整された冷凍室で“寒さ体験”も

ミニプラント

アイスがどのように作られているのか、プチ工場を見学することができる

コミュニティースペース

アイスを模した椅子やテーブルが「SNS映え」すると人気

アイスバー作り体験

1日5回(要予約)、体験料 1,800円(税込)。体験後にもらえるオリジナル保冷バッグも人気。色やデザインも定期的に変わる。申込は公式サイトから

牧港本店のイートインカウンター

本店ではアイスだけでなく軽食も楽しむことができ、レトロアメリカンなイートインスペースも充実。写真は本店を見守る「ジョニーさん」

INFORMATION

ブルーシール アイスパーク

[所在地] 沖縄県浦添市牧港5-5-6
(ブルーシール牧港本店隣)

[URL] https://icepark.blueseal.co.jp/

[アクセス]
那覇空港より国道58号線を車で北上し45分

[受付時間] 9:00~18:00
(ブルーシール牧港本店営業時間:9:00~24:00)

[休館日] 年中無休

[料金] 入館無料(体験など一部有料)

※上記の内容は2020年4月28日時点の情報です。
出典:三井グループ・コミュニケーション誌『MITSUI Field』vol.46|2020 Spring より

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