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ソニーの高機能製品向けにバイオマス原料
三井化学・東レが供給網参画、量産規模で世界初
[三友新聞 2026年2月19日号 より]
三井化学(橋本修社長)と東レ(大矢光雄社長)は、ソニーの高機能製品向けに構築したリニューアブルプラスチックのグローバルサプライチェーンに参画した。オーディオ・ビジュアル製品の製造において、原材料から製品までのサプライチェーン全体を可視化し、量産規模で原材料をバイオマス原料に転換するのは世界で初めて。
5つの国と地域にわたる14社で共同構築したもので、ソニー、三菱商事などの日本企業のほか台湾、韓国、フィンランド、中国の企業が参加している。韓国では東レの現法も含まれる。
オーディオ・ビジュアル製品などの高機能製品ではプラスチックの種類が多岐にわたることからサプライチェーンが複雑なことに加え、難燃性や光学特性が求められるものは再生プラスチックへの置き換えが難しいといった課題がある。14社の協力によりサプライチェーンを可視化し、プラスチックをバイオマス原料を出発点としたマスバランス方式により構築。品質を維持した再生プラスチックの製造やGHG排出量の把握を可能とした。
三井化学はリニューアブルビスフェノールA、東レ韓国はリニューアブルPET樹脂と原反の製造を担う。