会員会社ニュース 2019年

1月10日号

三井物産が歯科専門の新会社
高品質入れ歯事業に出資参画

三井物産(安永竜夫社長)は、歯科領域でヘルスケア事業を推進する専門会社「M&Dイノベーションズ」を2018年10月に設立し、その投資第1弾としてバイテック・グローバル・ジャパンに出資参画した。

バイテックは、歯科治療におけるブリッジやインプラントに代わる新しい選択肢として、シリコーン加工を施した入れ歯「コンフォートシリーズ」の製造販売を手掛けている。また、入れ歯の知識と経験を豊富に持つ歯科医・技工士が所属し、高品質なオーダーメードの入れ歯治療を提供する歯科医院「ハイライフグループ」を全国に28院展開している。

平均寿命の延伸が世界的に進む中、バイテックは事業拡大を計画。今回の出資により三井物産は、痛みを感じない入れ歯の提供などバイテックの事業を支援していく。

  • M&D・中原博文社長、バイテック・鷲巣祐介社長、三井物産・加藤丈雄執行役員パフォーマンスマテリアルズ本部長

    (左から)M&D・中原博文社長、バイテック・鷲巣祐介社長、
    三井物産・加藤丈雄執行役員パフォーマンスマテリアルズ本部長

不動産取引にブロックチェーン活用
三井住友信託が実証実験を開始

三井住友信託銀行(橋本勝社長)は、国内唯一の専業信託銀行グループとして培ってきた不動産ビジネスにおけるノウハウを活かし、新テクノロジーとして注目を集めているブロックチェーン技術を活用した実証実験を開始する。

主に都市部所在の収益不動産を対象にブロックチェーン技術を活用することで、不動産取引における情報の透明性を維持・確保し、取引しやすい環境を実現。不動産取引の環境整備を目指し、市場の発展に寄与する。

ブロックチェーン技術は、情報の改ざん防止効果や透明性向上などが期待される新しい技術。新たな取引機会を提供し、取引参加者を増加させるような、公正かつ透明性の高い情報管理手法の構築に向けた検証を実施する。

実証実験にあたり、富士通が米国シリコンバレーに設立したOpen Innovation Gatewayとともに、不動産領域における新たなビジネスモデルについて検討を進めている。

サッポロHDが海外事業再編
米・亜・欧でブランド価値向上目指す

サッポロホールディングス(尾賀真城社長)は、子会社で海外事業を担うサッポロインターナショナルをサッポロビールに吸収合併させた。1月1日付。サッポロは北米やアジアで酒類事業をグローバル展開しており、海外の現地法人や子会社の体制を再編する。

北米には現地法人のサッポロUSA社のほか、近年、傘下に収めたアンカー社やスリーマン社などのビール子会社があり、このうち、サッポロUSA社とアンカー社は4月1日付で合併させる。

アジアではベトナムを拠点とし、韓国、香港、台湾、中国などへの酒類輸出事業を強化。サプライチェーンの最適化を進める。さらに今春、オランダに販売子会社を新設。欧州全域で拡販を目指す。

サッポロは再編を通じて、「北米」「アジア」「欧州」を基盤にブランド価値を向上させる考え。