会員会社ニュース 2018年

11月8日号

2019年東レキャンペーンガール発表
ストレッチ素材のスポーツ展開拡大

東レ(日覺昭廣社長)は10月30日、東京・日本橋の本社で2019年東レキャンペーンガールとストレッチ素材販売戦略の発表会見を行った。キャンペーンガールに選ばれた、和歌山県出身の20歳・松田紗和(さわ)さんは、東レの新素材「trintee(トリンティ)スキンタイトタイプ」使用水着を披露した。

同素材は、肌に触れる面の繊維をループ状に構造することで摩擦力を強化し、着用時のずれを抑制。また、髪の毛の1/10という極細繊維を用いることで、柔らかな肌触りに仕上げている。

東レはスキンタイトタイプを含めたストレッチ素材の販売戦略として、ボルダリングやサーフィンなどの東京五輪新種目のほか、ヨガ用などにウェアを展開していく方針。さらに、アスレチックとレジャーをかけ合わせた造語「アスレジャースタイル」として、日常生活でも違和感のないデザインのスポーツウェアを提案する。会見後には松田さんがアスレジャースタイルに着替えて再登場し、東レのストレッチ素材を使用した各種ウェアをPRした。

  • 2019年東レキャンペーンガールの松田紗和さん

    2019年東レキャンペーンガールの
    松田紗和さん

  • ボルダリング用ウェアをPR

    ボルダリング用ウェアをPR

AI搭載の警備ロボを実証
日本ユニシスが西武新宿駅で

日本ユニシス(平岡昭良社長)と東京都立産業技術研究センター(都産技研)、西武鉄道、監視カメラを手掛けるアースアイズは4者共同で、AIを搭載した警備ロボットの実証実験を行う。西武新宿駅構内で11月26日から5日間実施する。公共交通機関の安全性向上や駅係員の負担軽減に繋げる考え。2020年の実用化を目指す。

名称は「ペルセウスボット」。大きさは高さ1.6m、幅0.6m長さ0.9m。搭載した監視カメラや定点カメラを通じて、駅構内を巡回監視しながら自走する。

倒れている急病人や座り込み、殴り合う喧嘩の動作、放置されている不審物などを感知し、係員の携帯端末に知らせる。

不審状況を感知した場合は対象者に話しかけることもできるほか、ロボットのインターホンを介して係員と通話することも可能。AIの学習機能を用いて、不審状況の感知精度を少しずつ向上させる。

  • ペルセウスボット

    ペルセウスボット

  • 走行試験の様子

    走行試験の様子

タンザニア初の立体交差点竣工
三井住友建設がODAで実施

三井住友建設(新井英雄社長)は、東アフリカ・タンザニアのダルエスサラーム市内での交差点立体化工事を竣工させ、9月27日に現地で開通式が行われた。

式典にはタンザニア政府からマグフリ大統領、ムフガレ道路公社総裁、マコンダダルエスサラーム知事、日本政府から吉田雅治駐タンザニア日本大使、長瀬利雄JICAタンザニア事務所長、三井住友建設から永本芳生副社長、辻良樹常務執行役員国際支店長が出席した。

同立体交差点は、日本の政府開発援助(ODA)により実施された無償資金協力プロジェクトで、道路公社総裁の名前にちなみ「ムフガレ・フライオーバー」と命名された。ダルエスサラーム市はタンザニア最大の都市で、東アフリカの内陸諸国にとっても交通の要衝となっている。今回、同市内で最も混雑の激しいタザラ交差点を同国で初めて立体交差化。これにより交通や物流が円滑化し、同国及び近隣諸国の経済発展に広く貢献することが期待されている。

  • 立体交差点「ムフガレ・フライオーバー」

    立体交差点「ムフガレ・フライオーバー」

三井金属が飛騨市に5,000万円寄付
宇宙物理学研究紹介施設の整備を支援

三井金属(西田計治社長)は地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用し、岐阜県飛騨市へ5,000万円を寄付すると発表した。

企業版ふるさと納税は、自治体が行う地方創生事業に対して企業が寄付を行った場合、企業が税制面での控除を受けられる制度。飛騨市は「飛騨神岡宇宙最先端科学パーク構想」として、道の駅「宙(スカイ)ドーム・神岡」内に「スーパーカミオカンデ」などの宇宙物理学研究を紹介する展示施設を整備し、来年4月オープンの予定で計画を進めている。三井金属の寄付金はこの整備事業に使用される。

飛騨市神岡町の神岡鉱山は、明治7年(1874)に三井グループの前身である「三井組」が鉱山事業を始めた地で、三井金属はこの流れを汲む。神岡鉱山は外部環境の影響を受けにくい硬い岩盤が素粒子の観測に適するとして、東京大学の実験施設「カミオカンデ」が1983年に、「スーパーカミオカンデ」が1996年に建設された。