会員会社ニュース 2018年

10月25日号

研究・研修施設を大規模改装
三機工業の「三機テクノセンター」

三機工業(長谷川勉社長)は10月11日、神奈川県大和市に「三機テクノセンター」をオープンさせた。大和事業所の再開発計画の一環として35億円を投じ、既存の「三機大和ビルA館」を改装したもの。

建物は地上6階、地下1階、延床面積4万6,100m²。技術研究所は「R&Dセンター」に改称し、各種設備の試験・実験室を設けた。AIやICTにも注力した次世代技術の開発拠点で、企業・大学関係者などを招いた「オープンラボ方式」の自由な研究開発の場にする。

研修施設は地下1階にある2,000m²の大空間を活用。実機を用いた研修のほか、バーチャルリアリティ(仮想現実)のゴーグルを使用し、「転落」や「挟まれ」など現場で想定される事故を体感できる。

ショールーム「テクノプラザ」は幅広い事業分野を快適性、工業技術、環境、省エネルギーの4つに分類して紹介。顧客や取引先企業に総合エンジニアリング力を伝える。

  • 空調設備やベルトコンベアの実験室

    空調設備やベルトコンベアの実験室

  • ロビーでは創業からの歴史を展示

    ロビーでは創業からの歴史を展示

「がんと就労」問題への表彰制度
三井化学・サッポロビールが受賞

三井化学(淡輪敏社長)とサッポロビール(島英也社長)は、第1回「がんアライ宣言・アワード」でゴールドを受賞した。

同アワードは、がん治療と就労の問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が創設した表彰制度で、がん罹患者が治療をしながらいきいきと働ける職場を構築するなど、がん罹患者の味方「アライ(ally)」と認められる優れた企業の取組みを表彰する。

三井化学は、がん検診を通常の健康診断に組み込むことで早期発見の成果を上げていることや、産業医と人事部、職場が連携し、罹患社員に適度に配慮して仕事を両立できる体制を構築していることが評価された。

サッポロビールは、がんに罹患した社員と上司向けの「治療と就労の両立支援マニュアル」の作成や、時間有給制度など柔軟な勤務制度の構築により、治療しながら就労を続けられる体制を整えていることなどが評価された。

海外で初のグリーンボンド発行
三井住友信託が環境支援に注力

三井住友信託銀行(橋本勝社長)は、同社として初めてグリーンボンドを海外市場で発行する。

グリーンボンドは、太陽光・風力発電をはじめとする再生可能エネルギー、環境不動産など環境改善に資する事業(グリーンプロジェクト)に資金使途を限定して発行する債券。また、グリーンボンドは国際資本市場協会(ICMA)「グリーンボンド原則2018」と環境省の「グリーンボンドガイドライン2017年版」に準拠している。

同社は、環境問題に対する取組みの高まりを受け、財務面のサポートは金融機関としての社会的責任の一環としている。同時に、国連のSDGs(持続可能な開発目標)が掲げる課題の解決という視点も踏まえつつ、持続可能な社会の構築に貢献することが、ステークホルダーへの一層の価値提供に資するとしている。