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三井金属
総合研究所 金属・酸化物材料グループ ELチーム 篠倉 明日香(ささくら あすか) |
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三井金属の篠倉です。私は総合研究所で無機ELディスプレイと無機材料を使ったLED用の蛍光体の研究を行っています。
EL(エレクトロ・ルミネッセンス)は、電界をかけると光る性質のある発光体を使ったディスプレイで、薄型化ができるため、液晶の次を担うディスプレイとして注目されています。ELには無機化合物を使う「無機ELディスプレイ」と有機化合物を使う「有機ELディスプレイ」の2種類がありますが、無機ELの最大のメリットは、ガラスのような透明基板に高輝度で文字や画像を映し出せることです。
未来を先取りした透明ディスプレイとして、すでに車のスピードメーターにも利用され、将来的にはビルのガラスなどを全面的にディスプレイ化することも可能。広告産業やアミューズメント施設、家電やインテリアなど、いろんな用途が期待されています。実はオールカラー化がまだなのですが、研究は着実に進んでいますから期待してください。新幹線の窓にテレビが映るような時代が、近いうちに必ずやってきます。
もう一つはLED(発光ダイオード)用の蛍光体です。LEDはすでに道路信号にも使われて普及してきていますが、蛍光灯に替わる照明となると、自然で明るい白色をなかなか出せない問題がありました。そこで、私たちは近紫外のLEDと組み合わせて白色発光させる無機蛍光体を開発し、昨年の国際展示会で大きな反響をいただきました。蛍光灯の水銀汚染などが問題になっていますので、これも数年後の実用化に向けて頑張っています。
今まで考えられなかった場所や物に画像や光が映し出され、子供から大人までみんながそれを見て楽しむ光景を頭の中で描くたび、とてもわくわくした気持ちになります。私がこれらの研究の虜になっているのも、そんな新しい世界への夢があるからです。


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三井金属は、一世紀以上にわたる非鉄金属資源の開発と生産を通し、あらゆる産業を支えてきました。産業の基礎素材である亜鉛・銅そして貴金属などを安定的に供給し続けています。
現在、その業容は拡がりを見せ、電子材料・部品加工・環境の各分野にまで及んでいます。特に、電子材料や部品加工の事業分野における各種製品は、いまや日常に不可欠なITや自動車などに無くてはならないものばかり。国内外でトップシェアを占める製品も数多くあります。
また、環境分野では、循環型社会の一端を担うべく廃棄物から有価金属を回収し再生する事業に取り組んでいます。
マテリアルの知恵を活かし一歩先行く製品で、これからも三井金属は、快適で豊かな社会の発展に貢献していきます。
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