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三井造船
船舶・艦艇事業本部 千葉造船工場 業務部 茶山 恵子(ちゃやま けいこ) |
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三井造船の茶山です。私は千葉県市原市にある千葉造船工場の業務部に所属しています。業務部とは、工場にある営業部隊で、造船工場の窓口となって建造監督の対応や、命名引渡式など式典の準備・実施を行っている部署です。営業部隊とはいえ、普段は作業着姿で仕事をしています。現場にもたびたび行く機会があり、その時は、安全靴、安全ベルト、ヘルメットを装備し、男か女かの判別が難しくなります。
建造監督は船の建造状況をチェック・監督する船主サイドの技術者です。複数の船を並行建造し、また1隻の船に数人の監督を派遣される船主さんもいるため、工場内の船主監督事務所には、約10名前後の監督が常駐されています。現在は、日本人、イタリア人、ロシア人、イギリス人監督がこられており、国際色豊かです。
通常1日は、船主監督事務所へ行き監督を訪問することから始まります。製造部門を始めとした各部門の窓口として連絡事項を伝えたり、逆に監督からの要望を受け関係各部と調整を行ったりします。その他、外国人監督の場合は、VISA取得、外国人登録、銀行口座の開設、携帯電話の加入の手伝いなど生活全般に関わるサポートも行います。監督とは、船の引渡まで、長い場合は2年近くに渡って、ほぼ毎日顔をあわし、ときには、調整がうまくいかず議論になったりしながらも、非常に深い付き合いができ、この仕事の大変面白いところの一つであると感じています。
最初はただの鉄板が加工・溶接されてブロックになり、みるみる巨大な船に変わっていくのを見ると感動します。その最後の最後に行われるイベントが命名引渡式です。大きな船になると、関係者が多くなるため、お客様が100人を超すこともあります。
まず、式典前日にホテルのバンケットホールを借り切って前夜祭を開催。その夜はホテルに泊まっていただき、明くる朝全員で工場に移動していよいよ式典が始まります。メインは船の命名と「スポンサー(通常は船主や客先関係者の奥様かお嬢様)」による支綱切断です。船体から伸ばしたロープを銀の斧で断ち切ると、ロープの先にぶら下がるシャンパンが船に当たって割れ、同時に五色のテープが舞います。その後は全員で船内を見学し、工場近くの祝賀会場でパーティー。さらに船主さんが希望される場合は、船の出航を見送ることになります。
多いときには1カ月に1回このような式典が行われます。前夜祭/祝賀会場のレイアウト、メニュー、立ち位置、席次、車の並び等を船主さんや関係者に確認しながら準備を行います。式典直前になると夜遅くまで残業することが多いですが、出席されたお客さんの反応を直に見ることができ、大変やりがいのある業務です。
実は、本社の営業(入社〜3年目の途中まで)にいたときから、支綱切断は私の憧れで、「いずれは、私も」という夢を持っていました。しかし、今の部署に来てからは、命名式の度に予行演習で支綱切断を行う機会に恵まれています。
新たな私の夢は、営業部署に入ったからには、自分が交渉の中心となって何十億、何百億の契約を取ってくることです。何十年後になるかわかりませんが、日々の業務を大事にし、経験、知識を蓄えて行きたいと思います。


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1917年、三井物産造船部として岡山県玉野市で創業。1937年に三井物産より分離独立し、1942年には三井造船株式会社に改称しました。創業以来90年近くもの間、各種もの造りの歴史を歩んでいます。
その膨大なもの造りの技術をベースに、創業より実績を積み重ねてきた、船舶・海洋、プラント建設、物流システム、動力エネルギーの各事業分野に加え、新たに環境リサイクル、社会インフラ建設、先進機械システム、IT関連の事業分野で活動を展開しています。
確かな技術に裏付けされた総合力で、メタンハイドレード(NGH)技術、地球環境保全に取り組むとともに、人類の夢に応える未来への新たなドラマをプロデュースしていきます。
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