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三井不動産が新グループ理念と長期方針
「さあ、街から未来をかえよう」

三友新聞 2024年4月18日号 より]

三井不動産(植田俊社長)は4月11日、新たな「グループ経営理念」を策定し、理念を凝縮したメッセージとして「さあ、街から未来をかえよう」を発表した。併せてグループロゴ「&マーク」のデザインを改め、2030年度への長期経営方針「&INNOVATION2030」を打ち出した。

新たな経営理念は、受け継がれてきた精神(DNA)として「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける。」を、果たしたい使命(MISSION)として「&EARTH(自然とともに、未来をともに)、&INNOVATION(創造とともに、輝きをともに)、&PEOPLE(人々とともに、感動をともに)」を標榜。これらを「さあ、街から未来をかえよう」のメッセージに凝縮した。「&マーク」の新デザインには、しなやかさと強靭さを表すものとしてモチーフに「帯」を採用。三井のルーツである江戸時代の呉服商「越後屋」のイメージにもつなげた。

2026年度までの投資計画は、コア事業である不動産開発事業の「成長投資」に2兆円を、新事業の機会獲得に向けた投資枠や金融環境への対応を目的とした「戦略的資金」に6000億円を設定。また、持続的成長と投下資本の効率的な活用を重視し、2030年前後の定量目標としてEPS(1株当たり純利益)の年平均成長率8%以上、ROE(自己資本利益率)10%以上を定めた。

新グループロゴとコーポレートメッセージ

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