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新日本空調が3年ぶりに安全衛生大会
317名が無災害へ決意新たに

三友新聞 2022年4月28日号 より]

新日本空調(前川伸二社長)は4月20日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで今年度の安全衛生大会を開いた。大会が行われるのはコロナ禍前の2019年以来、3年ぶりとなる。開催時間を短縮した上で、参加者を限定し、例年の約半数の317名が出席。協力会社は1社1名としたほか、座席は1席ずつ空けるなどの感染症対策を講じた。

昨年度に同社で発生した労働災害は前年比で2件増の53件。開会挨拶で前川社長は、「災害件数は高止まりで憂慮すべき事態。原因の多くは相変わらずヒューマンエラーであり、意識改革が定着していないことを示している」と警鐘を鳴らした。

意識改革を訴えた前川社長

また、来賓には中央労働基準監督署・稲員央署長が招かれ、安全意識の向上を訴えた。今年度の本社安全スローガンは「急がず焦らず慌てずに/ゆとりの気持ちで一呼吸/業務は安全確実に」。

このほか、優秀技能者や各事業部の表彰が行われ、大会は静かに閉幕した。

会場の様子

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