会員会社ニュース 2018年

3月8日号

商業施設にAI清掃ロボット
三井不動産がダイバーシティに導入

三井不動産(菰田正信社長)は、筑波大学発のロボットベンチャー・サイバーダインが開発した清掃ロボットを、東京・台場の商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」に導入する。大型商業施設としては初の試み。AI(人工知能)技術を活用し、従来の清掃ロボットでは困難とされた複雑な空間形状にも対応できる。今後は「ららぽーと」などへの導入拡大を目指す。

新たに開発されたのは、自律走行型の「CL02」。これまで、清掃ロボットは「吹き抜け大空間」や「曲面が複雑」などの理由から商業施設での運用が難しかったが、サイバーダインの高度なセンサー技術やAI活用により、実現した。

サイバーダインは研究開発から実装まで一貫したロボット事業を展開しており、三井不動産では警備や設備点検など、施設管理における自動化をさらに推進していく考え。

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    清掃ロボット「CL02」

滋賀で中高生に環境教育授業
三井住友信託のESDプロジェクト

三井住友信託銀行(橋本勝社長)は、滋賀県立守山中学校・高校で、生徒21人と学校関係者約20人を対象に、「SDGs(持続可能な開発目標)の視点から考える地域と暮らし」をテーマにとした、ESD(持続可能な開発のための教育)推進授業を、2月14日に実施した。

環境教育の授業では、「SDGsの17の目標」、「スペシャリストに聞くSDGsのターゲット」について解説した映像教材などを用いながら、生徒たちが普段取り組んでいる活動とSDGsとの結び付きを説明。併せて、琵琶湖水源の森林における間伐材を流通させる取組みを例に挙げながら、持続可能な地域づくりについて、生徒たちと考えた。

三井住友信託は、次世代を担う子供たちに向けたナショナル・トラストの推進啓発活動として、ESDプロジェクトに2012年から取り組んでいる。

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    環境教育授業の模様

CRKを完全子会社化
デンカがスペシャリティー化加速

デンカ(山本学社長)は、工業用ゴム製品の製造・加工・販売会社であるCRKへの出資比率を引き上げ、2月末に完全子会社化した。

CRKは1963年設立。各種ゴムのコンパウンドの他、耐火材や防水・止水材など、ニッチで付加価値の高い製品の開発・製造・販売を通じて、様々な市場ニーズを蓄積するとともに、豊富な製品開発のノウハウを有している。2018年3月期の売上高見込みは11億円。

完全子会社化により、デンカは素材開発とCRKの製品開発のシナジー効果を高め、スペシャリティー化を加速していく。