会員会社ニュース 2018年

1月25日号

自動車開発支援企業を傘下に
三井化学がアークへのTOB成立

三井化学(淡輪敏社長)は、自動車など工業製品の新製品開発支援を手掛ける潟AークへのTOB(株式公開買付け)を成立し、グループに加えてモビリティ事業の強化を図る。三井化学は約301億円を投じて筆頭株主となった。アークは東証一部上場を維持する。

発表会見を行った淡輪社長は、「筆頭株主として、アークの企業価値向上に協力したい。モビリティ事業では当社の強みである機能性樹脂製品の提案を従来通り進めるが、総合力のあるソリューションの提供にはアークの力が必要」と語った。

三井化学は、2025年を目標とした長期経営計画を策定し、成長戦略のひとつにモビリティ事業をあげている。

  • 握手を交わす右から淡輪社長、アークの金太浩社長、三井化学・下郡孝義取締役常務執行役員モビリティ事業本部長

    握手を交わす右から淡輪社長、アークの金太浩社長、三井化学・下郡孝義取締役常務執行役員モビリティ事業本部長

年間省エネ率50%超達成
新日本空調が「ZEBレディ」実現

新日本空調(夏井博史社長)は、神奈川県横浜市にある自社施設の「工学センター」で、年間省エネ率52.5%を達成したと発表した。これにより、省エネ化や再生エネルギーを利用して建物の消費エネルギー量をゼロに近付ける「ZEB」(ゼロ・エネルギー・ビル)を見据えた先進建築物「ZEBレディ」を実現。今後は事業展開の一環として、ZEBへの取り組みを強化していく考え。

工学センターは1983年に竣工。2014年にリニューアルを行い、関連技術を実証するショールーム機能を持たせた。以後は省エネ設備の改良を重ね、太陽光発電や窓の二重化、LED照明、高効率空冷チラー、高効率ビルマルチ、室内CO₂濃度による外気取入量制御などを取り入れたほか、室温変動制御をはじめとする独自技術も数多く導入している。

空気調和・衛生工学会では省エネ率50%以上を「ZEBレディ」、75%以上を「ニアリーZEB」、100%を「ZEB」と定義している。

展覧会「三井家のおひなさま」
三井記念美術館で2月10日から

三井記念美術館は今年も恒例の展覧会「三井家のおひなさま」を、2月10日から開催する。三井家に伝わるひな人形・ひな道具を一堂に展観するほか、特別展示では三井家ゆかりの能面や能装束なども紹介し、桃の節句を華やかに彩る。

2005年の開館以来、11回目となる「三井家のおひなさま」。今年も三井11家のうち、総領家や伊皿子家の女性たちが愛したひな人形が1年ぶりに顔を見せる。富山藩・前田家や福井藩・松平家など、名家出身の総領家夫人のひな道具には江戸時代から伝来し、嫁入り道具として三井家に持参したものもあり、日本橋の名工・永徳斎や京都の丸平大木人形店・大木平藏が手掛けた名品の数々が一堂に鑑賞できる。

会期は4月8日まで。入館料は一般1,000円。