会員会社ニュース 2017年

8月10日号

三井不動産が住宅事業でフィリピン進出
東南アジア5カ国目・3棟1700戸

三井不動産(菰田正信社長)はフィリピンに進出する。現地の大手不動産企業と共同で、マニラ首都圏に3棟で構成される1,700戸の大規模マンションを開発。2018年8月に着工し、2025年の全体竣工を目指す。

同社グループがフィリピンで事業を手掛けるのは今回が初めて。東南アジアではタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアで事業展開しており、5カ国目となる。現地の大手不動産企業のロックウェル・ランド社との共同事業として、このほど合弁会社を設立した。約195億円を投じる。事業比率はロックウェル社が80%、三井不動産が20%。

計画地はマニラ首都圏最大の行政区・ケソン市に位置し、フィリピン名門大学のフィリピン大学、アテネヨ大学、ミリアム大学にも近接する好立地。隣接地ではロックウェル社が商業施設を開業する予定。周辺には病院や研究機関などもあり、住宅需要が高まっている。

  • 完成予想図

社食で「栄養の日」普及活動
エームサービスが野菜ジュースなど配布

エームサービス(山村俊夫社長)は8月4日、東京都港区のTOTO社員食堂で、公益社団法人日本栄養士会が定める「栄養の日」の普及活動として、チラシとパンフレット・キウイフルーツ・野菜ジュースの配布を実施した。
同社は日本栄養士会の賛助会員となっており、同会が制定した8月1日〜7日の「栄養週間」、4日の「栄養の日」を普及させる活動の一環として配布を実施。社食の利用者に向け、栄養に関する情報を掲載したチラシやパンフレット、キウイフルーツ、野菜ジュースのセット600個を配布した。同社食のほか14カ所でも、同様のイベントを実施した。
TOTO社食ではエームの管理栄養士・菅愛実支配人が責任者を務め、健康に配慮したメニューを提供しているほか、TOTOの保健師と共同で考案したメニューなども取り入れ、社員の健康課題に対応している。

  • 食事を終えた利用者にセットを配布した

第1回「ふね遺産」に認定
商船三井・三井造船

公益社団法人日本船舶海洋工学会による「第1回ふね遺産」がこのほど発表され、9件の認定の中に商船三井(池田潤一郎社長)の「金華山丸の機関制御コンソール」と三井造船(田中孝雄社長)の砕氷船「ガリンコ号」(初代)が選ばれた。

「金華山丸」は1961年に三井造船玉野事業所で建造された三井船舶(現商船三井)の一般貨物船。機関部の監視や制御をコントロールルームから遠隔操作できる世界初の自動化船で、「機関自動化の先駆けとなった」と高く評価された。機関制御コンソールは川崎市の商船三井技術研究所に保存されている。

「ガリンコ号」は元々、三井造船がアラスカ油田開発のために建造した実験船「おほーつく」で、1981年に進水。実験終了に伴い北海道紋別市で世界初の流氷砕氷観光船「ガリンコ号」として改装。「ふね遺産」では「スクリュープロペラの原型である螺旋スクリュー推進流氷海域遊覧船」として認定された。船体は紋別市の紋別海洋公園内に展示されている。

  • 表彰状を受け取る商船三井・川越美一常務(真中)、新井健太理事(左)