会員会社ニュース 2017年

2月16日号

ダイバーシティ東京で接客ロボット
三井不動産と日立が実証実験

三井不動産(菰田正信社長)は、グループが運営する東京・台場の商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」で自律走行可能な人型ロボットによる接客実証実験を行う。多言語対応も可能で、来街者への店舗案内や訪日観光客向けの対話など、接客サービスの向上を目指す。

実証実験は三井不動産、日立製作所、日立ビルシステムの3社共同によるもの。日立製作所が開発した人型ロボット「エミュー3」を1台使用する。対応言語は英・中・日の3カ国語。2月と4月の2回に分けて計16日間行う。

接客ロボットは訪日外国人の増加に伴う多言語対応や小売業の人員不足解消、業務支援などが期待されており、三井系では日本ユニシスが昨年、米国製ロボットで実証実験を開始。都立産業技術研究センターと共同で実用化を目指している。

  • 日立製作所が開発した「エミュー3」

    日立製作所が開発した「エミュー3」

コンクリ構造物の温度ひび割れ対策
三井住友建設が新システム開発

三井住友建設(新井英雄社長)は、コンクリート構造物における温度ひび割れ対策のひとつである「パイプクーリング」において、実際の施工状況に応じて通水温度を自動制御する「インテリジェントパイプクーリングシステム」を開発した。同システムは、東北地方における大型水門工事のコンクリート壁(カーテンウォール)の施工で適用し、その実用性を確認している。

同社は予めコンクリートに埋め込んだパイプに冷水や空気を流して冷却するパイプクーリングに着目し、コンクリート打設後に実測する温度と事前の温度応力解析結果をもとに通水温度を自動制御する同システムを開発。施工時のコンクリート温度や外気温などが変化した場合でも、通水温度を適切に調節することにより、計画したひび割れ制御効果を確実に得ることが可能になった。対策を必要とする全てのコンクリート構造物において、より確実なひび割れ制御が期待でき、管理の省力化が図れる。

  • 東北地方の大型水門カーテンウォールでの施工状況

    東北地方の大型水門カーテンウォールでの施工状況

日米の若手リーダー人材育成プログラム
三井物産が支援・参加者募集中

米国大使館と公益財団法人米日カウンシルが主催、三井物産(安永竜夫社長)が支援し、日米両国の若手リーダー人材を育成する「TOMODACHI-Mitsui & Co.リーダーシッププログラム」の参加者募集が開始された。若手リーダーの育成を検討している企業や、意欲ある個人の参加が望まれる。

プログラムは三井物産の寄付を基金として行われる、日米の35歳以下の次世代若手リーダー人材を育成するもの。両国の10名ずつの若手リーダーが相互に相手国を訪問して理解を深め、長期にわたる日米関係の強化に貢献する人材のネットワーク構築を目指す。交通費、宿泊費、食費は主催者が負担する。

応募書類の提出期限は4月20日。プログラムへの応募や詳細は、「TOMODACHIイニシアチブ」公式サイト(http://usjapantomodachi.org/ja/)で「Mitsui」もしくは「三井物産」で検索。