会員会社ニュース 2017年

2月9日号

須崎市の下水処理施設で実証実験
三機工業の新技術採択

三機工業(長谷川勉社長)など6者の共同研究による新型下水処理設備「DHSシステム」の実証施設がこのほど、高知県須崎市に完成した。施設規模の縮小化や省電力化が期待されている。

実証事業は国土交通省の「下水道革新的技術実証事業」に採択されており、三機工業、東北大学、香川高等専門学校、高知工業高等専門学校、日本下水道事業団、須崎市の6者によるもの。今後は実証結果を活用して、新型下水処理場の実用化を目指す。

「DHSシステム」は、スポンジ状の濾材を充填した散水濾床(DHS濾床)と生物膜濾過槽の2段階を組み合わせた下水処理技術。DHS濾床は濾材を利用して曝気せずに生物処理できるため、省電力化に貢献するとともに、流入水量の変化に応じたユニット単位での処理能力の調整を可能とした。スポンジ内に高濃度汚泥を保持するので、汚泥発生量も少ない。

6者は実証結果を踏まえ実用化し、各地の中小下水処理場への導入を図る。

  • 下水処理の実証施設

    須崎市に完成した下水処理の実証施設

  • 記念式典

    1月25日には記念式典が開かれ、大勢の関係者が出席し、施設の完成を祝った

新ヱビスは「華みやび」・3月7日発売
上面酵母のホワイトビールに

サッポロビール(髙島英也社長)は、3月7日にヱビスビールの新商品「ヱビス 華みやび」を発売する。ヱビス初の上面酵母によるホワイトビールに仕上げ、酵母はサッポロの1,000株以上の酵母バンクの中から2年半をかけて選び抜いた。原料の一部には小麦麦芽を使用、苦みを抑えたマイルドな味わいが楽しめる。

20代から30代をメインターゲットに、「香り」と「飲みやすさ」を重視した。小規模醸造で個性的な味を特徴とするクラフトビールにも近い味で、近年、急増しているクラフトビールファンへの需要も見込む。

店頭の実勢価格は350ml缶が260円前後、500ml缶が335円前後。

樽生販売はサッポロライオンの一部店舗で行う。缶の発売に先行して、3月1日から全国の「ヱビスバー」や仙台、博多の「銀座ライオン」など20店舗で売り出す。数量限定、なくなり次第終了。

  • 川辺優紀子さん

    「華みやび」をPRする
    サッポロイメージガール・川辺優紀子さん

  • 華みやび

    ホワイトビールの飲みやすさや華やかさを表現したクリーム色のパッケージ

「ガリンコ号」試作艇が復活
三井造船製・紋別市で3月14日まで

北海道紋別市の海洋公園で、三井造船(田中孝雄社長)が砕氷船「ガリンコ号」の試作艇として製作した「AST-001」に搭乗できるイベント「ウィンターアクティビティ」が、3月14日まで開催されている。

紋別市は流氷観光で知られ、三井造船製の氷を砕きながら進むガリンコ号は、「流氷とガリンコ号」として北海道遺産にも登録されている観光名物。

「AST-001」は胴体下部に大きな螺旋状の2本のスクリューを備え、それを回転させて氷上や海上を走行する。元々はアラスカ油田開発のために試作されたもので、同機は普段、海洋公園で展示されているが、今般、約30年振りに復活した。

ウィンターアクティビティは3月14日までの土日祝日に実施され、平日は予約のみ受付。「AST-001」の搭乗料金は1,000円(10分)。このほか、四輪バギーやスノーモービルで牽引するバナナボートなどを体験することができる。

詳細は紋別オホーツクランド(http://mombetsu.info/winter-activity/)まで。

  • ドリル状のスクリューで進むロマン溢れる「AST-001」
    (紋別アクティビティ実行委員会提供)