昭和15年9月、旧三井物産は三井合名を合併して、納税資金の調達を図りました。しかし、旧三井物産と三井合名の両者は、もともと事業内容から機能がいちじるしく異なっており、機構上の無理が表面化してきました。そこで、旧三井物産から商事部門、工業部門を分離して、残りの持株会社としての資産に、三井総元方の統轄機構を併せ、昭和19年3月に創設されたのが、「三井本社」でした。
資本金は公称3億45万9,500 円、払込みは2億4,736 万7,275 円で、旧三井物産の資本金のまま。社長には三井高公氏が就任しました。
分離された商事部門は、新「三井物産」(資本金1億円)、工業部門は「三井木材工業」(資本金3,000 万円、現・三井物産ハウステクノ)となったのです。 |