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日本ユニシス
世界で活躍する選手を育む日本一のチーム。日本ユニシス実業団バドミントン部
 日本ユニシスは、金融、官公庁、製造、流通など、幅広い顧客に対して経営レベルのコンサルティングからシステムの設計、構築、運用保守までをトータルに提供するITサービス企業ですが、2005、2006年日本リーグ連覇、2006年全日本実業団優勝をなしとげた、バドミントンのトップチームを擁することでも知られています。
 そこで、スタッフ、選手の皆さんに、大きな目標である日本リーグ3連覇、北京五輪の出場権獲得、そして新たに発足した女子部について伺いました。
15年かけて、2大タイトルを制覇
 日本ユニシスバドミントン部(男子)の発足は1989年。バルセロナ五輪でバドミントンが初めて正式種目になった直後で、「日本ユニシスからオリンピック選手を出したい」という社員の声がきっかけでした。「選手3人で何もない状態からスタートしたため、日本一になるまで15年もかかってしまいました」と言うのは、チームの創設に関わり、監督、日本代表チームヘッドコーチを経て現在シンボルスポーツ推進室長を務める阿部秀夫氏。「ひよこみたいなチームが日本リーグに入り、少しずつ成績をあげていき、結果を出すことによってファンが増え、いろいろな人の協力を得ながらじっくり取り組んできたというのが実感です」とふりかえります。
 「最高のチームです」と言うのは中條彪監督。「自分で考えられるチーム、というのが私の方針。私が言ったことをただやるのではなく、自分の考えで個性や得意なものを伸ばして、上を目指すチームを目標としてやっています」とのこと。キャプテンを務める仲尾修一選手も「昔はみんなで同じプレイを目指すような感じだったけれど、今は自分たちの好きなように練習して個性を伸ばすという雰囲気。ふだんはバラバラなんですが、試合になると団結するんです。体育会系の上下関係もないですね」と言います。
 日本リーグ、全日本実業団の2大タイトルを制覇し、連覇がかかった今年の実業団選手権は惜しくも3位。仲尾キャプテンは「敗因はプレッシャー。負けられないというプレッシャーが、負けにつながってしまった」と分析。中條監督は「気持ちを切り替えて、日本リーグ三連覇をねらいます」と宣言してくれました。
男子チーム(後列右端が中條監督、左から2番目が仲尾キャプテン)
男子チーム(後列右端が中條監督、左から2番目が仲尾キャプテン)
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女子部発足で、新たな旋風を巻き起こす
 そんな日本ユニシスバドミントン部に、今年7月、女子部が誕生しました。監督には全日本総合選手権10冠などの経歴を持つ田児よし子氏が就任。全日本学生選手権大会でシングルス2連覇中の平山優選手(早稲田大学4年生)をはじめ、5〜6名の選手が入社を予定しています。
 女子部創設について阿部室長は「女性社員の長期雇用を目指し、女性が働きやすい環境を整えてきた日本ユニシスのシンボル的存在にしたい。同時に、日本のバドミントン全体のレベルアップに貢献できるのではないか、という社長の考えが発端」と説明。男子、女子両方のチームにとって、いい相乗効果が生まれるのではと期待しています。
 トップレベルの実業団チームとしては初の女性監督となる田児氏は「自分が選手として経験してきたことを生かして、個々の選手を見ながら育てていきたい。また、会社の名前をPRできるような、いい成績を出せるチームにしたいと思っています」と意欲的。最近の女子バドミントン人気については「実力がともなう形なら、バドミントン界のレベルアップにつながると思うので、うちの選手もPRしていきたい」と話してくれました。
 来年からチャレンジリーグに参加し、2009年秋の1部昇格が当面の目標。「5年で日本のトップに立つことを考えて、チーム作りをしていく」と阿部室長。中條監督も「男子、女子アベック優勝という新しい課題ができました」と決意を新たにします。
女子チームの田児監督
女子チームの田児監督
北京はもちろん、2016年まで視野に入れて
 オリンピック出場の夢は2000年シドニー、2004年アテネに山田英孝選手が出場したことで実現。現在も、ダブルスの坂本修一・池田信太郎ペア、シングルスの中西洋介選手が、北京五輪の出場権獲得をめざして国際大会を転戦しています。「チャレンジできる人は限られているので、その中に選ばれたことを誇りに思って頑張ります」と坂本選手。ペアを組む池田選手は「とにかく一戦一戦勝ち進んでいけるよう、ふたりでいろいろ話し合って、いい方向性をみつけたいと思っています」と話してくれました。シングルスの中西選手は「普段の練習から、世界のトッププレーヤーとの対戦をイメージし、高いレベルを意識しながらやっていきたい。年に10〜15回の海外遠征をするので、体調管理にも気をつけています」とのこと。女子チームに入る平山選手も北京出場を有力視されており、夢はさらにふくらみます。
 「日本の財産である選手たちを預かるわけですから、選手たちが世界で活躍することを目標に、チーム作り、選手強化をしています。もし2016年のオリンピック東京誘致が成功したら、豊洲の本社から徒歩で行けるところにメイン競技場、選手村があるという、本当の地元開催に。そこでなんとかメダルを、と思っています」と大きな夢を語る阿部室長。さまざまな活動を通じてジュニア選手育成にも力を入れている日本ユニシスならではの、次世代も視野に入れた展開に、これからも注目していきたいと思います。


 >日本ユニシス実業団バドミントン部ホームページ
北京五輪を目指すメンバー(左から坂本選手、池田選手、中西選手)
北京五輪を目指すメンバー(左から坂本選手、池田選手、中西選手)
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実戦的、攻撃的な練習が欠かせない
実戦的、攻撃的な練習が欠かせない
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