日本製鋼所のものづくりは、地球環境の保全も見据えています。電力需要の増大、原油の高騰から活発化した原発計画は、CO2削減に貢献。火力発電においても大容量化が進み、これに対応した部材を製造することで発電効率のアップを可能にしています。また、石油精製用のリアクター
※注2は、重質油から硫黄を取り除くことで、有害な窒素酸化物の排出を軽減。原油価格の高騰から、高粘度の重質油を含むオイルサンド
※注3の開発がカナダなどでも進む中、精製設備の増強は必須です。
CO2の排出が比較的少ない天然ガスの開発を可能にしているのが、クラッド鋼管です。ステンレス、ニッケル鋼などの合金と炭素鋼を圧着・圧延させたクラッド鋼管は、優れた耐腐食性、耐熱性で、容易に交換できない深海のパイプラインに適しており、今後も世界的な需要増加が見込まれています。また、樹脂機械事業においても、樹脂製造機械から加工機械までのフルラインナップで、廃プラスチックのリサイクル処理も実現。さらにクリーンエネルギーとして注目されている風力発電システムにも力を入れています。世界のエネルギー事情が転機を迎えている今、日本製鋼所の担う役割はますます重要なものになりそうです。
※注2)リアクター:異なる化学物質どうしを反応させる装置。
※注3)オイルサンド:化石燃料となる炭化水素類を含む砂。石油に代わる燃料として注目されている。
>
日本製鋼所ホームページ