三井ゴールデン・グラブ野球教室

三井ゴールデン・グラブ賞

第6回 昭島教室(東京)

講師インタビュー

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大矢 明彦(おおや あきひこ)氏

野球人口のことを考えると、指導者の役割は重要で、その指導者を対象としたこの野球教室が大切なことは言うまでもありません。私たちがプロになれたのも指導者がいたからであり、指導者の方たちが熱心に、温かく指導することが今後の野球の発展に繋がります。
我々が指導者に一番伝えたいのは、子どもたちにもっと野球を好きになってもらいたいということと、故障や怪我をしないように指導できるようになればいいということ。我々の知識と経験を伝えることでそのやり方を覚え、今後の指導に活かしてもらえれば幸いです。

写真:大矢 明彦 氏
辻 発彦(つじ はつひこ)氏

少年野球指導者に向けての野球教室は非常に良い活動。今日の野球教室で勘違いしていたことを理解してもらい、子どもたちによりわかりやすく説明できるように、今後の指導に活かしてもらえれば嬉しいです。
守備は「捕球」、捕るということはどういうことか。受けるのではなく、ボールを自分から捕りにいくという気持ちが大切です。その違いを教えていきたいですね。
子どもたちは、野球が楽しいという気持ちにならないと続きません。難しいかもしれませんが、大会等でも勝つことだけにこだわらず、どんどん起用して野球の楽しさを教え、ずっと野球を続けられるようにしてもらえればと思います。
初めて三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した当時は、二塁手にレベルの高いメンバーがいたので、こんなに嬉しいことはなかったですね。この賞を励みにしている選手もいるので、なかったら困るし、なくしてもらいたくない賞です。色々なトロフィーをもらいましたが、ゴールデン・グラブが一番格好いいと思います。

写真:辻 発彦 氏
屋鋪 要(やしき かなめ)氏

この教室では、指導者の皆さんの疑問を解消し、外野守備が上手くなるには何が一番必要なのかを教えています。また、例えばオーバーランの足は左足というような固定観念が間違いということも理論的に説明して、理解してもらいたいと思います。
従来の指導を変えると子どもたちは迷うかもしれませんが、勇気を持って変えてください。指導方法を曲げない指導者は子どもにとって不幸です。わからないことはわからないと言わせ、理解できるように教えることが指導者の役割。我々もそうですが、大人が子どもレベルの目線で教えることはとても難しいので、懇切丁寧に教えてあげてください。

写真:屋鋪 要 氏
西崎 幸広(にしざき ゆきひろ)氏

子ども向けの野球教室で教えることはできますが、その後子どもたちを教えるのは指導者。指導者がしっかりしていれば、ずっと教えていくことができます。だから指導者に教えるこの野球教室はとても大切です。
野球をする中で一番の基本はキャッチボールですが、指導者でも正しいキャッチボールの基本を知らない人がいます。今日はそこを一からお伝えしました。
指導者の方たちが子どもたちを教えることは大変だと思いますが、一人でも多くの子どもに夢を与えるような、野球を好きな子どもを育てて欲しいですね。

写真:西崎 幸広 氏
石川 慎二(いしかわ しんじ)氏
写真:石川 慎二 氏

これほど大人数の前での指導者講習というのははじめてなので、大事なことをしっかり伝えようと準備してきました。皆さんからは質問もたくさんいただき、この機会を大切にしようとしているなと実感しました。
野球のようなチームスポーツでは、ウォーミングアップやクールダウンは練習の中で非常に小さな要素にされがちで重視されにくい傾向にありますが、そこから怪我に結び付くパターンが多く見受けられます。今日はそこを説明し、ウォーミングアップやクールダウンが小さい要素ではないということを伝えて、無理なく練習に取り入れられるように提案しました。皆さんにとって収穫になっていれば嬉しいですね。
自分自身も小学校から高校まで野球をやっていたので、今日は三井ゴールデン・グラブ賞を受賞した有名選手に囲まれて緊張しっぱなしでした(笑)。

受講者の感想

桑 啓文さん(写真右/成隣ファイターズ 監督)とチームの方

指導の内容は基本中の基本で、大切ですが見落としがちなので、実績のある方たちに言ってもらえてためになりました。講師の方たちは指導慣れしていて、子どもたちに注目させる方法がすばらしいですね。私たちが100回言っても聞いてくれないようなことも、1回でわからせていて、来た甲斐がありました。西崎さんに教えていただいたキャッチボールについては、これから実践してくれるといいと思います。

写真:受講者の方
安達英樹さん(写真前列左/三井化学本社野球部)とチームの方々

今まで野球をやっていて、ストレッチやトレーニングについて聞く機会というのはなかったので、非常に勉強になりました。守備の指導については、左足を前に出して捕るということがいいと思ってきましたが、右でもいいというお話が印象に残りました。屋鋪さんが「本能」という言葉を使っていましたが、気持ちから指導していくということは、今後実践していきたいと思います。

写真:受講者の方

生きる。活かす。いっしょに。三井ヒューマンプロジェクト