三井広報委員会について

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三井の歴史にまつわる施設

三囲神社執筆・監修:三友新聞社

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三井家の守護社・三囲神社

東京・向島にある「三囲(みめぐり)神社」は江戸時代、三井家の守護社として崇拝され、現在も三井家と三井グループ各社から信仰されている。

三囲神社の草創は定かではないが、社伝によると弘法大師の勧請によるという。南北朝時代、荒れ果てた社殿の再建に着手した際、地中から神像が掘り出され、白狐がその神像を三度回って行ったことから、「みめぐり」と呼ばれるようになった。

時代は流れ、元禄年間になると神社は江戸の大店・越後屋を営む三井家の守護社として信仰を集める。その理由は神社が日本橋から東北(鬼門)の方角に位置するため、「鬼門除けの神」として祀られたとされるが、三囲の「囲」の字は「井」を囲んでいることから、三井を守る意味で守護社とされたとも、俳人・其角(きかく)の雨乞いの霊験によるものとも伝えられている。

以後、三井家が主となり神社を支援しており、神社には三井家が奉納した石碑や石像・木像も多い。社殿に近い白狐石像は台座に「向店」とあり、享和2年(1802)に越後屋が奉納したもの。恵比寿神・大国(大黒)神の二神が祀られている内社殿は三井家が文久3年(1863)に造成した。平成21年(2009)に閉店した三越池袋店のシンボル・ライオン像も佇んでいる。

三井グループ「三囲会」が信仰受け継ぐ

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5年に一度行われる神輿渡御祭

戦後は三井グループからなる「三囲会」がこれを引き継ぎ、現在は年4回の例祭を地元の氏子町会と協力して執り行っているほか、三越伊勢丹の日本橋三越本店・各支店でも分霊が祀られている。また、敷地内にある三井家の先祖代々の霊を祀る祖霊社「顕名霊社」(あきなれいしゃ)は平成5年(1993)に第11代三井総領家当主・三井八郎右衞門高公邸から移築されたもので、今も三井家による祭祀が行われている。

三囲神社の神輿渡御(みこしとぎょ)祭はおよそ5年に一度行われ、平成21年の大祭では氏子の7町会に加え、三井不動産、三井住友銀行、三井物産神輿同好会、三越日本橋本店、二木会事務局など三囲会の三井グループ各社から約30名が担ぎ手として参加し、下町の祭りを盛り上げた。隅田川七福神の一つにも数えられ、地元住民をはじめ、大勢の人が参拝に訪れている。

三囲神社
所在地:東京都墨田区向島2‐5‐17
ホームページ:http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/13_sumida/13018.html